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Posted by watari - 2015.01.11,Sun
『ゴードン・スミスのニッポン仰天日記』読了。【☆☆☆】

読もうと思ったきっかけは年の瀬に実家に帰ったとき、久しぶりに新聞書評を読んだところに書いてあったのを図書館で予約したはず。その直後にギックリ腰騒ぎがあって、あんまり覚えてないんだけど。

翻訳・解説は荒俣宏氏。

日清戦争後の明治期の日本にやってきたイギリス人の日記を紹介しているんだが、この荒俣宏氏が翻訳しているとノンフィクションなのかフィクションなのかどうも判然としない。彼ならでっち上げることだって可能なんだけど、あまりに凝っているからやっぱりホントなのかな?と思いものする。

いちおうホントのことだということをベースにして感想を書いてみると、この男性の子孫が日記を見つけ出して、それを出版したところからお話がスタート。

この男性(ゴールド・スミス氏)はイギリスでギクシャクした夫婦関係から逃げ出してきて日本に来たらしく、若干女性関係が微妙。そのためか、日本女性に対する感想がなかなか面白い。日記だから誰に気兼ねしていないということもあり、書き放題であるから褒めてあることと貶してあることが本音なんじゃないだろうか。

たいがい男性には辛辣。写真が部分的に添付されていて、日記じゃない部分でも面白さがある。大英博物館に魚を寄贈してみたり、妖怪のだぐいの話が日記に書かれていたりして、このあたりは荒俣さんの創作を疑ってみたり。ただ基本的には日本のことが好きらしく、褒めているところも多い。褒めてるところは今日の日本人とも共通のところがってそれはそれで面白い感じ。

日記の最後には日露戦争の時代のことも書かれているけれど、その当時は日英同盟時代だから、ってこともあるんじゃないかな。写真に写っている日本人は緊張しているせいかみな無表情。でも、やっぱりいまの日本人と同じでなかなか面白い。たった100年程度昔の話なんだけど、いまとは違ってしまった日本の姿が非常に新鮮でなかなか良かった。

ちなみに最後まで読んでみて、この日記はやっぱり本当かな?と思わせるも、荒俣さんだからなぁ。真偽は別にして、本の内容としては、なにより面白く読めたことが重要。良かったです。

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