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Posted by - 2017.04.29,Sat
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Posted by watari - 2013.02.23,Sat
『ネジと人工衛星』読了。【☆☆☆】

ネジや人工衛星やその他、さまざまな日本を支える部品を作っている業者を取材されている。

 
内容は、中国市場に襲われる日本メーカー。
でも、ものづくりは一朝一夕にはならない。大丈夫!!というような話。インタビューの起こし書きなので、取材を受けている側の心理状態がよくわかる。いままで作ってきたという自信、でもその中で不安や強がりまで垣間見れて、逆に居心地が悪い。
 
東大阪の業者さんとお付き合いはないけれど、今回驚いたのは、あえて取材したにしろ親子で2代目が多いこと。東京の蒲田や川崎も業種として多いと思うんだけど、ココまでじゃないんじゃないかな?
詳しく知りませんが、東大阪の特殊性という点がある気がします。
 
職人やエンジニアなんてものは、プロ野球選手やサッカー選手と一緒でそのことが好きかどうかと、能力次第。血縁なんてものは全く通用しないハズ。古い機械や工具(いわゆる資本)を受け継ぐということがあるかもしれないけれど、それがモノの出来栄えや会社の能力とは違うというのは本書でも書かれているところ。それなのに跡継ぎがたくさん取材される、ってのはなんとなく奇妙な気がしてる。
 
読んでいて感じたのが、私の知っているある場所と良く似ていること。
そこは築地の市場。あそこも2代目、3代目が多い。
それにそんなに歴史的には古くない。ホントに古くても昭和初期くらい。そこも似てるところ。偶然よく知ってるだけに、世の中が言うような『親の跡を子が継ぐ』ということが、それほど誉められたことでもないことも知っている。
 
個人的に思うんだけど、昨今の日本のメーカーが苦境に立っている、という表現があるけど、実際には、苦しいのは日本メーカーと従業員であって、中国や東南アジアでモノ作ってるのは日本人と、その教え子たちなんだよね。

NHKで「メイド・イン・ジャパン」という番組をやっていたらしいけど、実は「メイド・イン・ジャパニーズエンジニア」ってことなんだと思う。それって、そんなに悪いことじゃないと私は思ってる。
 
生物は強者が生き残るわけではなく、変化して適応するものが生き残る。変化できなければ、恐竜のように滅びるしかない。

変化することは、とても面倒なことで苦しいけれど、
どんなことに対しても変化し続けなければ生き続けられないのではないのか?と私は感じている。

 
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