『レンズマンシリーズ（４）～（５）』

『レンズマンシリーズ（４）～（５）』読了。【☆☆☆】

第４巻は最終ボスを倒すというクライマックスに関わらず、内容は失速。どーにもエネルギー切れとしか思えない展開で、双子の姉妹２組やら、統合体やら、狙い目もよくわからないまま話が展開してました。

ラストに向けてちょっと持ち直したか？と思ったところで主人公が意味もなく飛ばされ帰れない事態に。最終ボスは簡単に倒したというのに、その意味もなく飛ばされた主人公の居場所は、導師にもわからないことのに、主人公一家の統合体が主人公を見つけ出し、めでたしめでたし。。。なにがめでたいのかがよくわからないというエンディングでした。これで良いのか？と思いつつ読了しました。

第５巻は読もうかどうか迷いましたが、時間軸が第１巻以前ということで気を取り直してスタートしたところ、こちらはなかなか面白い、作家さんも第４巻は無理があるってことは気がついていたと思う。

さて、これ以降もシリーズは続くようですがしばらくはお預け。ＳＦ以外の作品もだんだんと読みたくなってきたので、またＳＦ読みたい病が発症したら読んでみようと思っています。