ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2011.10.16,Sun
『果しなき流れの果に』読了。【☆☆☆☆】
日本SFの御大、小松左京氏が亡くなって3ヶ月。
なんとなくツイッターでそのニュースの流れを追っていたら、この本の人気が非常に高い。未読だったので図書館で予約したところ、かなりの予約数。
待ち続けて3ヶ月。ようやく順番がまわってきました。
内容は重厚でハードなSF。
読み進めても何が起こるのかわからないというドキドキは久しぶりだなぁ。
どんどんと物語に引き込まれていきます。
時間のウネリのなかで翻弄されていく登場人物たち。
細かなことは書きませんが、非常に挑戦的な内容で破綻もありますが、特別なSF作品だけが持つチカラを感じました。ちなみにこの作品は46年前に書かれた本。チカラを持つ本は時間を超越します。
最近の私は、毎日本は読んでいますが、小説を読むのはかなり久しぶりな気がします。意識はしてませんでしたが、311以降、小説が読めなくなっていたのかもしれません。小説より現実のほうが刺激が強すぎたせいかもしれません。
でも、この本を機にまたいろいろ読んでみようかと思っています。
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