『猫語の教科書』

『猫語の教科書』読了。【☆☆☆】

ポールギャリコ作品。
図書館で借りてきたら嫁さんに「この本ウチにあるよ」と言われました。
猫本を借りる時は嫁さんに聞いてからのほうが良さそう。
買った訳じゃないから良かったけど。

この本はいわゆる猫飼いマニュアルなんだけど、猫が書いたということになっていて「猫が人間の家を乗っ取る方法」という感じで、なかなか雰囲気良く出来ていました。

で、フィクションに腹を立てるというのも野暮なんだけど、やっぱり読んでいると腹が立つわけです。（読んでみればわかります）で、作者としては腹を立てさせるのがひとつのキーポイントだったりするとわかっているけど、腹が立つわけなんです。

で、読後の感想ですけど、やっぱり私は犬派だな～と。
いま我が家で飼っているタマは猫らしくない猫で、どちらかといえば一般的な猫というよりタマはタマだな～と思うのです。で、振り返ってきて私は猫好きかと考えるとやっぱり私は断固犬派だなと。・・・まあ、こー言うこと書いていることは、この本の術中に嵌まっているわけなんですけど。

他の猫はよくわからんけれど、タマはカワイイのですよ。。。