『読書の腕前』

『読書の腕前』読了。【☆☆☆☆】

夜寝る前、布団の中でちょっと目を通したところ面白く、そのまま通勤本として一気に読んでみました。もとは嫁さんが「ブ」（この本曰くの「某古本屋」のコト）で買ってきたもので、未読棚に置いてあったのを引っこ抜いてきた本。

私の本読み傾向と、この本の作者である岡崎氏とは、似ているようでその部分に関しては「確かに確かに」と納得して読んでしました。
自分で日常的に感じていることも言語化されたものを提示されることで改めて納得できることってありますよね。この本を読みながら、そー思えました。

私の本読みは、自らの教養を深める為・・・なんてことは考えたことがなく、完全なる娯楽、もしくは、深刻な活字中毒症を抑えるための薬物投与ですので、あまり高尚な読書となると身構えてしまうのですが、この方の場合は私と同じようなスタンスの読み方のようで好感が持てました。

特に文中にあった「本が読めれば孤独なんて怖くない」「出世するより本が読めれば良い生き方」は共感もてましたね。私の趣味はいろいろあるけど、やはり本読みが一番だなぁと実感しました。