ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2013.01.13,Sun
Posted by watari - 2013.01.12,Sat
『プラネタリウムを作りました。 7畳間で生まれた410万の星、そしてその後』読了。【☆☆☆☆】
Posted by watari - 2013.01.06,Sun
年の瀬、帰省直前に珍しく弟から着信。
挨拶も抜きに「折り紙をもってこい」とのこと。
いきなりすぎて意味がわからないので、話を聞いてみたところ弟の小学1年の娘(私の姪っ子)が折り紙を教えて欲しいとのこと。私は小さなころから折り紙が得意?だったのです。(ちなみに弟はハンドメイドは全く駄目)
100均で折り紙をいくつか購入。
大晦日の夜、紅白歌合戦を見ながら折り紙を教えました。
折鶴やらカエルやら箱やらいろいろ折ってあげたんですが、ウケたのはやっぱりユニット折り紙。
2面体(いわゆる座布団)・3面体・4面体・6面体(サイコロ)・12面体・30面体の組み合わせは、小さい子どものウケが非常に良いのです。このユニットは普通の折り紙で接着剤や糸も使わずに組み合わせることが可能なんです。
ちなみに覚えたのは、幼稚園のころ七夕の時期に1週間入院したときに看護婦さんに教えてもらったのです。もう30年以上前ですねー。ハンドメイドが好きになった原点かもしれません。
自分としても久しぶりでしたが折り紙が楽しかったので、昨日、文房具屋さんで折り紙を買ってしまいました。30面体を作るのに、ラジオを聴きながら1時間チョット。無心になれました。小さい折り紙で作るユニットがカッコイイんですよね。子どものころから作るのが好きなんです。
簡単なんで、お子様と御一緒に、または気分転換に折ってみてはいかが?けっこう丈夫なんで、かるーいキャッチボールくらいはいけますよ。
Posted by watari - 2012.12.30,Sun
Posted by watari - 2012.12.29,Sat
今年もあと数日。
昨日で仕事納めとなりました。
今年の年の瀬は管釣りミノーをたくさん作ろう、と思っていたハズなのですが、想定外に手が動いて、タナゴ浮きを作っています。
なぜか私にとってはタナゴ浮きはルアーを作るよりも楽しい。
その理由を考えてみたところ、一番大きいことは作業として楽しい変わり塗りをたくさん試せるってこと。
なぜたくさん試せるのか?といえば、簡単に成形までイケルためです。
タナゴ浮きはバルサ棒とカーボン棒だけ。
あとは接着剤と塗料で終わり。
ルアーの場合はワイヤーとウェイトが入ります。これがけっこう手が掛かるのです。
次に成形が非常に簡単。
バルサにカーボンを挿して、リューターで咥えて、回転させて紙やすりを当てればカタチになります。軸対称であることが大量に作るうえで非常に重要。それにたいがいどんなカタチでもウキになる。
ミノーを作ったりする場合は、そーはいきません。
これらの理由でタナゴ浮き作りにハマってしまうことになるかもしれません。
なんで変わり塗りで楽しいか?と言われると、アタマの中で構想を練って実際に塗装&研ぎ出しをして、考えたような模様が出てくるか、ってことなんです。
想定と偶然の重なり合い。
これが痺れる。とても楽しいのです。
変わり塗りに関しては、誰からも教わったことがないドシロートゆえに試してみたいことは山ほどあります。
今回も去年まで獲得したノウハウから一歩進めて、いくつか新しい試みをしています。
いくつかあるなかの、そのひとつが作業性向上。
固定はただ挿すだけでなく、後から外せるくらいの瞬間接着剤で固めています。
この角材部を持ちながら、筆作業を進めることでこれで塗装時間の短縮が見込めました。
今まではピンバイスにひとつを固定して、作業していたことに比べれば格段の速さ。
また作業時間が空いてしまうと、塗っている変わり塗りの種類が途中から
わからなくなったりすることがありましたが、桐の台座に記入することで忘れることがなくなりました。
この塗装についても、今回新しいトライがいくつも含まれていますが、それは後ほど。
楽しい研ぎ出しは正月休みにおこなう予定です。楽しみ楽しみ。
Posted by watari - 2012.12.22,Sat
『宇宙基本計画(案)』へのパブリックコメントを募集しているとのことで、ツイッターと動画での松浦晋也氏の呼びかけに応えて「はやぶさ2」に対して送ってみた。
(動画は2時間超ありますが見応えがありますので必見です)
初めて送ってみたのだけど字数制限があるとは知らず、長文をイキオイで書いたのでこちらに保存しておこうと思う。結果的にはこれを半分くらいに削って送ってる。パブコメということで冷静なところだけを抜き取ってます。伝わると良いのだけど。
もし「はやぶさ」に興味を持って、続きの夢を観たい方はコメントしてみてください
納期は12/25。場所は内閣府HPのこちらです。
以下は全文。送ったのはこの半分くらいにしたもの。
Posted by watari - 2012.12.16,Sun
冷たい雨の降る中、南青山にある根津美術館に行ってきました。
嫁さん曰く「だから計画しちゃいけないって言ったでしょ」とのこと。いーじゃん、別に槍やミサイルが降ってくるわけでもないし。。。
目的は特別展の「ZESHIN 柴田是真の漆工・漆絵・絵画」を観るためです。
知ったキッカケはNHKでやっている『日曜美術館』。
前番組の『趣味の園芸』を見た後に続けてよく観ることがあるのです。
そのなかで出てきた漆の映像に驚いたためです。
この数年、変わり塗りをやるようになって漆工芸に興味が出てきたということもあり、一度、ホンモノを観てみたいということで行ってきました。
東京生まれの私ですが、表参道・青山・六本木には全く縁のない生活を送ってきたのですが、こーいうトコなんですねぇ。美術館は非常に素晴らしい雰囲気でした。
さて、是真展。
目的はホンモノを観てみたいということだったのですが、やはり作品の格が感じられました。漆工家ということで、漆の作品は非常に素晴らしいのですが、そのほかで、絵も素晴らしく、観ていると若冲のような遊び心に溢れていて観ていて非常に楽しい作品が多かったです。
また印籠や漆器に施された絵を見ていると「どうやって作ったのか?」なんてことを問いたくなるくらい。超絶的な技巧に対して、そーいうことを問うのは野暮なことなんでしょうけど、美しさの中に不思議さを感じて仕方がなかったです。
個人的に手に取ってみたいなぁ、と思ったのは印籠の百華香籠蒔絵印籠と漆絵画帖。
印籠の花の絵なんて痺れてしまって、何度も観てしまいました。ただ目がアレになってきて細かすぎてよく見えなかったので、今度は単眼鏡を購入しようかと思ってます。なにはともあれ、ホンモノを観ることが出来て良かった。
ちなみに図書館にて柴田是真の本があったので予約済み。
どうやら技巧についての解説も書かれているとのことで非常に楽しみ。
もうしばらくしたら借りられると思うので、それを観て、ちょっとでも変わり塗りに生かせるように出来たらよいなぁ、妄想中。
その後、あまり下調べもしていなかったのですが、常設展も見てみたところ、そこで衝撃の出会いが!!
出会ってしまったのは3000年前の青銅器。
青銅器なんてのは殆ど興味が無かったのですが、目を奪われました。
最も良いなぁと思ったのは中国殷時代や西周時代の青銅器。殷という国はほぼ伝説と言われていた国。驚きでした。
そのうちのひとつが、この根津美術館の入場チケットにも描かれている双羊尊。こいつは嫁さんのお気に入り。
私がコレは!!と思ったのは饕餮文方彜。日本の神輿のようでした。
これが3000年も昔に作られたと考えるとクラクラするくらいの歴史の重さを感じられました。
それともうひとつ。
その時点で、いちおう雨は止み、濡れている道を歩いてみましたが、これがまた立派。
石仏がたくさんいらっしゃって、これもまた良い顔されてた。
今度は青空のときに来たいなぁ、ということでまた機会があったら行こうと思ってます。
Posted by watari - 2012.12.08,Sat
場所は上野。開催場所は東京藝術大学美術館。
写真撮影はOKとのことでいくつか写真を撮ってきています。
嫁さんが平日に見に行っていたのですが、その際に「きっとあなたは興味があるはずだから、見て欲しい」ということだったので、嫁さんと一緒に行ってきました。嫁さんは2回目になります。
太平洋戦争の直前の1942年。いまから70年前。
日系アメリカ人の方々が、突如、強制収容所に送られました。
鉄条網の張り巡らされる明日も知れない最低限な生活の中、砂漠から掘り出した貝殻や木っ端、鉄くずやボロ切れから作られた品々で生活をし、それをお互いに送りあっていた、とのこと。
その品々には、素人が作った拙さがありますが、作ることに対する真摯さ、真剣さが感じられ、またその品々から滲み出る人柄・その志に心が動かされました。
遠目に見れば華やかに見えますが、細かなところを見てみると、小さな小さな貝殻を組み合わせたもの。
収容所では番号で呼ばれたそうです。そのなかで漢字で書かれた自分の名前の表札を作る。
穏やかで静かながらも強い意志が感じられます。
それを描く。工具なんてないとのことで、ガラスで削ったらしいです。
それは途方もない時間が掛かったはずです。
ですが、非常にリアルで力強い。背中のあたりの筋肉は張っています。きっとこれを作った方は牛について詳しい方だったに違いない。またひとつ木で削られているため、非常に手間も掛かったと思いますが、それでもこの牛を作りたい、という何かがあったんだと思います。
ハギレなどで作られたのでしょう。
指先の所作やその後姿。ただ突っ立っているのではなく、歌舞伎の一場面のような形。まさしく日本の美しいお人形です。
芸術家にありがちな名を売りがたいための奇を衒うようなこともなく、作家・職人のような生活に基づく職業的な効率もない。
そこにはただ何かを作りたい、作っていたいという気持ちが、ただただ感じられます。
70年前に作られた品々ではありますが、間違いなく私もその系列に続する子孫であるという気持ちになりました。日本を強く感じる作品たちでした。
古きモノを捨て去る時代です。
場合によっては、この古ぼけた作品群が、拙いモノとして捨てられてもおかしくなかった。
このようなものが残っているということ、残していただいた方々に感謝したい。もしかすると日系アメリカの方々だからこそ残したのかもしれません。
大事なものが世の中にはまだまだあります。
上野での開催日は今週(12/9)日曜日までですが、
これから各地で巡回展示をおこなうようです。
最後にひとつ。
収容所が描かれた俳画がありました。
そこには、こうあります。
逆境のなかで静かに生き続けた先人の尊厳を感じました。
プロフィール
HN:
watari
性別:
男性
趣味:
本読み・魚釣り・ハンドメイド
自己紹介:
東京出身川崎在住。
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