シーバス釣りをはじめた頃、バチもシーバスもいるし、ボイルもあるけど、なかなか釣れずに苦戦していました。
ですが、ある日、隣で釣っていた方はボカボカ釣っていたのです。挨拶がてらにお話を聞いてみたところ、なかなか気さくな方で、この時期のバチパターンやバチの種類、それに引き波についてを教えていただいたうえ、釣りまくっていたルアーも見せてもらったのです。それはハンドメイドルアーだったのです。
その方曰く「自分で作ったのではなく横浜の友人が作ったルアーで、ソレをもらった」とのこと。あるタイミングでは市販のルアー以上に釣れるというそのルアーを細かく見せていただき、そのうえ許可をいただいて、私もスグに作ってみたところ確かに釣れるのです。
非常にシンプル、そしてあるタイミングにおける釣果は抜群のそのバチルアー。
私のオリジナルではないため、そのルアーの写真はアップはしませんが、あれから何シーズンも使い続けていますが、バチ抜けシーズンにははずせないルアーになっています。
そのうえ、このバチルアーを使いこなすためにロッドを自作してみたり、派生したルアーを作ってみたり。。。つまりはこのルアーが自作釣具で釣る楽しみに目覚めた原点なのです。ちなみに、その後ルアーをいくつも作っていますが、いまだに釣果としてそれを超えるルアーは作れていません。
ここ数年のバチ抜けは、シーズン最盛期に釣りをすることができず、「あるタイミング」に遭遇できずに、スーパーバチ抜けルアーである「にょろにょろ」に頼った釣りになっています。それも「あるカラー」のにょろにょろ。
バチ抜けにカラーなんてナンダッテイイダロ?と思いこんでいたものが、すっかりひっくり返されてしまったカラーです。
コレ、自作ルアーで再現してみようかと思っています。いまのところはウィークデーに削った2本。なんとか自分で作ったルアーでバチ抜け、楽しみたいものです。
小雪降りしきる中、浅草で開催されたハンドクラフト展に行ってきました。
去年よりも若干規模が大きくなったのかな?お店の数も増えているような気がしました。いやぁ、楽しかったです。
今回、初めて釣りに興味のない嫁さんと一緒に行ったのですが、釣りに関係のある絵画やウッドクラフトには興味をもったようで、いろいろ作家の方にお話させてもらったりしていました。
私も嫁さんも気になったのが、この作家の方の絵。
木の木目を川の流れに見立ててカワセミや魚、蝶が描かれている作品。しばらく魅入ってしまいました。木目と絵がマッチしていて非常に素晴らしかったです。個人的には真ん中のカワセミの作品が好き。この作家さん、偶然ですが思いのほか身近(?)な方だったので、もしかするとこれから先、どこかですれ違うかもしれません。
他にも驚いたのは、このバンブーロッド。
中空バンブーがあるというのは聞いたことがあるのですが、こんなトラス構造のような形状のバンブーがあるとは思ってもみませんでした。・・・というかこの発想も凄いけど、作ってしまうのは凄いなぁ。どーやって作ってるのだろう?わからんです。
他にもウッドケースやレザークラフト、布袋竹を使ったフライロッドなどインスピレーションをいただいてきました。自分のハンドメイドにも生かしていきたいと思っております。来年もきっと行きますよ。
そうそう、刺激を忘れないうちにこんなものを作ってみました。管釣りで水面系のムシルアーが良さそうとのことだったので、ウレタンフォームで作ってみました。ヤリスギ?デカスギ?
でも、これで釣れたら楽しそうなので今度使ってみます。先日、変わり塗りをおこなったルアーとともに自作の3D赤目にしてみました。黒に赤は合いますね。
明日は身体がいうことを聞けば横浜のほうに行こうかなと思ってます。今日みたいに雨が降って寒かったらハンドメイドをしているかも。
最近は寒い日が続き、塗装の乾燥が非常に遅い。
乾燥のために部屋を暖めるようなことはしませんので、時間をかけて放置しかありません。
変わり塗りの削りだしも塗装の乾燥が重要ということのようなので、やろうかどうか迷いましたが表面状態を見ていけそうだったのでやってみました。
ちなみに今回の塗りは3週間をかけておこないました。
黒を3回塗り後に黒にて山立てを1回。そのうえに金を1回、そのうえに黒3回。合計8回塗ったことになります。
表面をすこしずつ800番のペーパーで水研ぎしてやると、模様が浮き出てきました。なかなか感動的。コレがやりたかったのです。ですが、どこで水研ぎ止めるべきかが難しい。
結果的にはウキのほうもルアーのほうも部分的にちょっと研ぎすぎたかも。。。寸止めが大事ですね。ですが、初めてのトライでここまで出来て満足。写真ではわかりづらいですがカッコ良くできあがったと思います。このあとは表面にコーティングして仕上げに入ります。
今回は黒ベースに金色の2色でしたが、次はもっと細かな模様が出てくるものや多色のものにチャレンジしようかと思っています。
話題はかわりますが、ちまたではフィッシングショーの話題が多くなってきていますが、来週の私は毎年恒例の浅草でおこなわれるハンドクラフト展に行こうかと思っています。去年も一昨年も行ったのですが、プロやセミプロの方々のクラフトを見て参考させてもらったり、創作意欲を駆り立てられたりしています。
フィッシングショーのほうは3年前にはじめて行ったときはあまり楽しめなかったのでそれ以来行っていませんが、そろそろルアーロッドやフライロッドを作ろうかと思っているので、参考にさせてもらうためにも余裕があれば行こうかなと思っています。
やっと管釣りクランクもカタチになりました。
ボディは36mmと27mmの2種類。
スローフローティング狙いでしたが、バルサやボディの削りのバラツキの影響か浮いたり沈んだりしています。このあと色塗り→コーティングをしていくと沈むものが大部分になるかもしれません。
風呂スイムテストの結果はボチボチ良さそう。
36mmよりも27mmのほうがショートピッチにブリブリ泳いでくれています。リップの形状による泳ぎの違いも試してみたいので、コーティングまではリップを着けずにいこうかと思っています。ちなみにリップがなくても乾燥法も思いつきました。
いまのところ、36・27ともに各7個・計14個、半完成。
写真に写っているのは各6個ですが、それぞれ各1個は変わり塗りをトライ中であります。来週末には削りだしが出来ると思うので、うまくいったら(?)アップします。
他のものは36・27で12個の色を全部変えようかと思ってます。でも、そんなに色があるか微妙なんですけどね。
さて、そろそろクランク14個が出来上がってくるわけですが、調べてみたら3Dアイの在庫がなくなってきました。「ルアーに目はいらん!!」とか「シールでいいじゃん?」というのは確かにわかるのですが、個人的には3Dアイが好きなのです。でも、新品を購入すると意外と高め。
というわけで作ってみました。
その後、黒目を入れてフレックスコートでコーティング。
非常に簡単。
出来上がりを見て、ここまで綺麗にいくとは思っていなかったので自画自賛で感動してます。売っているものより良さそう。シートの種類などでもっといろいろ試せそうです。ちなみに写真の下のものはあとから黒目を入れる予定。あとから黒目を入れたほうが立体的になるのではないかな?と思っていますが、どーでしょう?
場合よっては、赤目でもカッコ良さそうだなぁ。
現時点、管釣り用クランクとタナゴ釣り用ウキを自作している途中ですが、そのほかにまた別のハンドメイドをはじめてしまいました。
竹のノベ竿です。
去年作った7本継竹竿は、なぜかあわてて作ってしまったのでツナギの部分が雑になったのが不満だったのです。それに継ぎ数が多くて、いろいろ無理がありました。
で、今回は大人しく4本継の1.6m狙い。
在庫している竹のブランクの中で最も細いものを選びましたが、タナゴやクチボソにはちょっと強すぎかもしれません。普通サイズのフナでも大丈夫そうです。
4本に切断し、竹の表面をクリーニングしてから黒スレッドで口巻きをした後、いつものようにタマに協力してもらって写真を撮ろうとしたら。。。ちょっと機嫌が悪かったようでしたが、なんとか大丈夫でした。かなり危なかった。
で、今回の自作の狙いは、タナゴ浮きでチャレンジ中の変わり塗りを竹竿の継ぎ部でもやってみよう、ということ。図書館で借りてきたこの本を読みながら勉強しています。
ちなみにタナゴ浮きに関しては、さきほど山立てしてみました。
山立てに関しては、写真では上手く撮れなかったのでアップはありませんが、いろいろなパターンをトライしています。肝心の模様が出てくるかは2週間ほどあとになりますね。乾燥に時間がかかりますが、それはそれで楽しい。どんな模様になるのかも非常に楽しみです。
タナゴ釣りの仕掛けのことを調べていたら、アタリがあって糸が引き込まれるとプロペラがクルクルまわるというプロペラ仕掛けというものを見つけました。
タナゴ釣り特有の仕掛けだと思いますが、考えただけでも楽しくなりそうな仕掛けです。この仕掛けを初めて考案した方はなんとアタマの柔らかい!!偉大な先人です。
あまりに楽しそうなので、実物を見たことも当然使ったこともありませんが、試しに作ってみました。
材料
ルアーに使っているポリカーボネイト(板厚0.8mm)。
方法
幅3mm、長さ10mmに加工して、真ん中にφ0.5の穴開け。
リューターで竹トンボのような形状に削り出し。
両端に色を塗って完成。
根気がいるけど、なんとか削れたかな?という感じ。
そこで実際にラインに通して回転するか試してみました。
上下をウキ止めで止めて、仕掛けを上下してみたところ早い動きにはプロペラがしっかり回転するけれど、ゆっくりした動きではプロペラがまわらない・・・。とりあえず、しっかりと引き込まれるようなアタリならば取れるかな~という感じです。第1作目としては、まあまあでしょうか。
で、第1作目を作ってみて、もっと回転させるための改善案がいくつか浮かんだので次作に盛り込んでいこうかと思っています。
先日削ったウキに塗装をしました。
初めての変わり塗りのベースということで全て黒く塗ってみました。本来はトップ部はホワイトにしようかと思っていたのですが、初めてなので全て黒色に決めてみました。
乾燥の時間をしっかりとって何度か重ね塗りが終わったら、変わり塗りをトライしてみようと思っています。
ちなみにウキを取り付けてあるものは先日のロッドドライヤーをちょっとイジッタもの。取り付いている白色のEVAは、組ひもディスクといって組ひもが作るための道具。ディスクの周りに切れ込みがあるので、ちょうどウキを取り付けやすかったのです。
最近は作ってませんけど、以前作った組ひもの赤黒(柄の名前は忘れました)。やってみると意外と簡単。ロッドビルドの飾り巻きと同じようなものです。組ひもを編んでいくのも無心になれて、けっこう楽しい作業でした。
ちなみにこの赤黒の組ひもは、塗装に凝りすぎて泳がなったルアーを取り付けて携帯ストラップとしていました。ちょっと汚れてしまって最近は取り付けていませんが、また自分用に作ってみようかな。
タナゴ釣りの前に仕掛けを買おうと数軒釣具屋さんをまわったのですが、タナゴ仕掛けがないのです。どーやら私の近所はタナゴがいない?ための、タナゴ用の釣具がないようです。残念。
仕方がないので、実家に帰省したときにタナゴ仕掛けが置いてありそうな釣具屋に行ったのですが、あったはあっったのですが品揃えは微妙な感じ。
とりあえずセットの仕掛けを購入したのですが、そのときタナゴ浮きも見かけたのですが、これが小さいわりに思ったよりも高い。需要と供給の関係で仕方ないのでしょうけど、これは自作だなぁということでクランク作りの合間で作ってみることにしました。
ちなみに参考にしたものは図書館で借りてきた月刊誌「つり人」。
タナゴ浮きの種類や作り方が載っている号やがあったので、それを参考にしてみました。それにしてもいろんなカタチの浮きがあるものものです。
材料はボディはバルサφ6。足はグラスソリッドφ1。
作り方は非常に単純。
バルサの中心に穴を空けて、グラスの足を瞬間接着剤で固定。
その足をリューターに取り付けてボディを高速回転させて、紙やすりで形状に削りだし。
ルアーと比べたら非常に簡単です。
本日は表面に瞬間接着剤を付けて終了。
大きさは先日作ったプロトクランク(約27mm)と比べても小さいのがよくわかりますねぇ。個人的には小さいものを作るのが好きなところもあるので、作っていて非常に楽しかった。ちなみにひとつとして同じ形状はありません。手の動くまま削ってみました。木屑まみれになると癒されますね。ちなみに削りだしたのは24個。使う段階までに何個生き残れるかな?。
色塗りはとりあえず単純なベタ塗りのものと、もうひとつトライしたいことがあります。
こちらも「つり人」で方法の載っていた人口漆による変わり塗り、研ぎ出しです。和竿やタナゴ浮きを見るたびにカッコイイなぁと思っていたのです。
もちろん難しくて時間がかかることはわかっていますけど、ちょっと調べてみようかと思っています。
年末にメバル釣りに行ったときのこと。
釣りの途中でラインの巻き取りに違和感があり、ガイドにゴミでも付いたか?と思ってチェックするも発見できず。おかしいなぁと釣りを続けるもやっぱり引っかかりを感じるので再度チェックをしたところ、トップガイドのSicにクラックを確認しました。。。
極小リグ&細イトによる闇夜の釣りということで、きっとジグヘッドをトップガイドに巻き込んだときにガイドが割れたのでは?と推定しています。そんなに強く巻き込んだりはしてないと思いますが、ヘタクソなので仕方がないですね。
年始の釣りは仕方なしにトップガイドに瞬間接着剤を付けて応急処置としていました。割れ箇所がわかっているので、違う方向にロッドを引けば大丈夫でしたが、このままではいけないですねぇ。
ちなみにこのロッドは私が作った2本目のロッド。
メバル釣りにも管釣りにも調子が良くて、強い釣り運を持ったロッドです。カタチあるものは全て壊れます。壊れたら直す。自分で作ったロッドですので、もちろん自分で修理しますよ。
トップガイドは2液混合接着剤で取り付けていますので、うまいこと外れるかわかりませんが、トップガイドごと煮てやろうかと思っています。修理も楽しみ。
年末年始、ヒマがあればバルサを削ってました。
長野に帰省していた嫁さんが帰ってきて一言。
「こんなたくさんどーするの?」
確かに改めて見てみたら、こんなにたくさんはいらないような気がします。だけど、手が動いたとしか言いようがない。
「猫をなぜると落ち着くように、バルサを削ると落ち着くんだよ。」
と答えたら、「なぜるじゃなくて、なでるでしょ」と言われました。
あれ?「なぜる」は標準語じゃないのか?と調べてみたら「撫でる」の方言とのこと。東京もそれが含まれるらしい。なるほどなるほど。
とりあえず、ただテレビを見ながらボーっと過ごすよりは生産的(?)だったのかな。ロッドビルドで言うところのブランクが出来上がった状態ですので、このあとはウィークデーの夕飯後の食休みにでも少しずつ削っていく予定です。
今日はなぜか昼頃に帰宅したり、その後は沖縄と埼玉の釣友と再会してチベット料理でお食事したり、ロッドビルドの約束をしたりと盛り沢山で、結局40時間くらい連続で起き続けています。意外といけちゃいますね。明日は振替でお休みなんでできることですけどね。
本日もそーですが、疲れきって魚釣りに行きたいけれど、行けないときは猫釣りをして癒されています。もちろんルアーは自作のフックレスタイプ。
同じルアーで連続で釣っているとスグにスレてしまうので、何種類かを交換しています。一番左側は農作業用の鳥ヨケテープで、あとのものはフライ用マテリアルで作ったもの。
コレが一番釣れる、ということはなく、どのルアーも交換した直後が一番反応が良いですね。これは魚釣りにも言えることかもしれません。
これから寒くなる季節。
家でヌクヌク猫釣りだけでなく、魚釣りにも行かなきゃね。
ちなみにタマチャイ動画。YouTubeにアップしてみました。
タマは目があまり見えないので若干反応が悪いけど、近くによればアタックしてきます。チャイは遊び好きな癖にスグに横になって省エネモード。でも、スグにジャレついてきます。2匹とも違った釣れ方をしていますね。
パラメータを振ってみたクランク5個。
色はいまのところ個人的に実績のある白と茶の水性塗料で塗ってみました。
塗料を塗るのはかなり久しぶり。筆がなくて楊枝で塗りました。単一ならば意外と塗れるもんです。ムラがあっても、きっとお魚さん達は気にしないと思います。
さて、どんな感じかというとこんな感じです。
左2個は初期プロト。
真ん中の上・・・プロト第2弾とほぼ同じでアイの位置を変更したもの。(アイの位置は作りやすさを優先させました)
真ん中の中・・・サスペンドにしようとしてシンキングになったもの。
真ん中の下・・・フローティングのバタバタスイムを目指して、リップを立てたもの。(こいつはスイムチェック後に足を付けるかも?)
右側の上下・・・ボディを長くしたものと短くしたもの。
ひとまずこれでパラメータの具合をスイムチェックをして良さそうだったら量産化???
ただ見てもらえばわかるように全く同じカタチにはなりませんし、たくさん作るってのは飽きちゃうかもしれないのですよね。飽きないうちにスイムテストをしないと。。。
ちなみにコーティング(フレックスコート)の乾燥は、こんな感じでやってます。
自作ロッドドライヤーに、EVAグリップの切れ端をはめ込んで先端に切り溝をいれてリップを差し込んで固定してます。まわしながら乾燥することでコーティングが綺麗に均一になってくれているようです。
以前(とっても5年以上前)はセルロースでやってましたが、こんなに綺麗にできませんでした。ちなみにリップがないルアーは固定出来ないので、リップレスタイプを作るときはまたそのとき考えます。
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