忍者ブログ
ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by - 2025.07.22,Tue
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by watari - 2013.11.16,Sat
『直感力』読了。【☆☆☆☆☆】
PR
Posted by watari - 2013.11.10,Sun
『学び続ける力』読了。【☆☆☆☆☆】
Posted by watari - 2013.11.09,Sat
『本阿弥行状記』読了。【☆☆☆☆】
Posted by watari - 2013.11.03,Sun
『司馬遼太郎 リーダーの条件』読了。【☆☆☆☆】

Posted by watari - 2013.11.02,Sat
『宇宙へ行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた: 実録なつのロケット団』読了。【☆☆☆☆】
Posted by watari - 2013.10.27,Sun
昨日の午前中。

日本橋の三井記念美術館で『国宝「卯花墻」と桃山の名陶』展を見終えたあと、上野毛の五島美術館の特別展「光悦-桃山の古典-」に移動。
上野毛に着くころには雨も止んでいました。

光悦は、桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した町衆。
本職は刀の研ぎや鑑定だったようですが、書と陶芸に優れた人物で、今でいうところのマルチクリエーター。その方のお茶碗を見に来たわけです。ちなみにこの日はこの特別展のスタートの日であり、楽家当代の講演会もあるということでけっこうな混み方。お庭も天気が良ければ見れたんだけど、大雨だったので閉鎖中とのこと。残念。



光悦の陶芸は、楽焼の茶碗。
楽焼は低温で焼かれる軟陶で、聚楽第の近くで作られたので楽焼という名前が付いたとのことです。楽焼には黒楽、赤楽、白楽とがあって、展示されていました。

それぞれのお茶碗に銘が付いているのですが、なんだかそれが非常にわかりいい。

雨雲、時雨、冠雪、それに乙御前。

ただの茶碗なのに、そのように見えてくるのが不思議。

日本人は擬人化や八百万の神々のように、物に名前を付けて魂を与えてしまうようなところがあるから、もしかしたら、人にしろ物にしろ、名前というのは非常に大事なことなのかもしれません。もちろん無銘だから何だ、ってことはないのだと思いますし、名前が逆に作用してしまうこともあるかもしれないですけどね。

本当にウチにあるような陶器と同じ用途なんだけど、この物に溢れる気品と存在感はなんなんでしょうね。絵や彫刻なんかとは全然違う雰囲気だと思います。

さて、一通り見終えたあとは、講演会。
題目は「光悦茶碗」講演者は樂吉左衞門氏(樂美術館館長)。

14時スタートのところ13時から整理券が配られたのですが、私が着いたのが20分前。その時点でけっこうな人が並んで整理券をもらっていまして、席数は150くらいあったはずですが、13時の時点では満席。それでも立ち見がいるくらい。

光悦についての当代の愛情?を感じられ、そのうえ茶碗という存在の不思議さについても話しておられました。確かにただの土焼いただけの器なんですけど、世界を感じてしまうのが凄いですよねぇ。

お話はなかなか面白く聞けました。時間にして1時間半くらい。
さて、内容については以下に箇条書きでまとめておきます。

Posted by watari - 2013.10.26,Sat
    大雨の降る午前中、日本橋の三井記念美術館の『国宝「卯花墻」と桃山の名陶』展に行ってきました。

自宅から最寄駅は傘がいりますが、三越前駅からは外に出ることなく、美術館に行けるので大雨でも平気。三井記念美術館は今回初めて行きましたが、なかなか重厚な美術館。良い雰囲気ですね。それに大雨の影響か、空いてました。ゆっくりと見ることができました。

今回の美術館の目的は陶磁器。そして茶碗。
その桃山陶の志野・黄瀬戸・瀬戸黒・織部が展示されている、ということでもともと志野焼は好きだったので、志野焼の国宝とあれば一度は見てみたい、ということで行ってみたわけです。

志野焼は美濃地方独特の白土に長石釉が掛けられた焼き物ですが、釉が赤みを帯びたり、下絵が淡く滲み出たり、ととても日本的な美しさを持つ器だと思います。

  さて、本日のメイン。
国宝「卯花墻」。読み方は「うのはながき」。

銘の由来は図録によれば、釉景色を垣根に咲く卯の花にたとえてのこと。神社の鳥居みたいにも見えますよね、。大きさは茶碗なので手の平大。桃山時代の作なので約400年前に焼かれたモノ。ちなみに作家は不詳。腕の良い名も無き職人さんの作品なのかもしれません。

白に淡い茶が入り、口元は赤。ボディは貫入どころか大きなヒビが入ったり、ボコボコしていたり、イビツだったりして、陶器に興味のない人であれば「あ、けっこう割れてるから捨てよかな」となるかもしれないけれど、でも、私は見ていて、なんというかこの雰囲気にドキドキしてしまいました。

焼き物は土と火の芸術なので、偶然の産物であることが多いかと思うのですが、でも、この造形はなんなんでしょうねぇ。日本人はこーいうの不完全さが好きなんだと思うのです。不完全さの奥深くにある世界観というか。このあたり完全無比な表現を求めた西洋美術とは違うなぁ、と思うことが多いです。

他にも鼠志野も赤志野もこんなにたくさん見たには初めてだし、瀬戸黒の腰のズパッとした感じも初めて見れたし、織部はあの存在感も良いよなぁ。



でも、やっぱり志野焼のあの淡い白色が良かった。
銘広沢とか銘羽衣とか銘野辺の垣とか、国宝に勝るとも劣らず、って感じでした。
貰えるとするならば、銘羽衣を私は選ぶかも。

それにしても鬼板で書かれる絵なんて子どもでも描けそうなんですけど、あのデザインは日本人の郷愁を誘うというか、なんというか。あのシンプルさ。いいよなぁ。

私は滅多に図録買わないのですけど、今回は買ってしまいました。ちなみにはがきも4枚購入。

自宅で眺めていて楽しんでます。志野焼は長時間の焼成で出来るということで七輪陶芸では出来なそうですが、黒楽、赤楽ならば焼けるはず。いつの日か自分の気に入る雰囲気のものを作ってみたいものです。
Posted by watari - 2013.10.20,Sun
『悠久の時を旅する』読了。【☆☆☆☆☆】



Posted by watari - 2013.10.19,Sat
60回目のロケットまつり。
川口先生の第3回目。


前回から1年と9カ月とずいぶんと時間が空いてしまったけど、楽しみに待ってました!!ちゃんとやってくれるかちょっと心配になってましたけどね。

今回の進行役は松浦晋也氏と浅利義遠氏と今村勇輔氏の3人。

前回は会場に机が置いてあったのだけど、今回は第1回目と同じように机もなく椅子がミッチリ系。でも、第1回目ほどの人出じゃないのかな?相変わらず男性9割で女性1割。年齢層はちょっと高め。20代の方はホントにチラホラという感じ?

今回の整理番号は二桁前半でしたが、上手い具合にかなり良い席で見ることができました。やはりチケ取りのスタートダッシュは肝心です。

前回はイトカワ本番着陸直前で終了。

今回は、イトカワへの第3回目の着陸。
この着陸から「はやぶさ」のジェットコースターのような試練が始まるわけです。

もちろんなにが起こったのかについては知識として知っているわけですけど、PMであった川口先生の言葉で話を聞くと、やっぱり違いますね。本当のコトが聞くことができている、と実感できます。やはり本物の言葉はチカラがあります。

ちなみに進行役は前回の松浦さんから今村さんに変更。
川口先生も松浦さんも話し出すと止まらない感じなので、今村さんのような立ち位置の方は必要だと思いました。

さて、以下は未来の自分のためのメモ。

話を聞いているときに印象に残ったことを手帳に書きとめているのだけど、第1回目と第2回目もいまさら読んでみると、これがまた面白い。多少面倒でもやっておきました。

Posted by watari - 2013.10.13,Sun
北の丸公園横にある東京国立近代美術館でおこなわれている竹内栖鳳展に行ってきました。
お昼頃に着いたのですが、なかなか混んでてチケット売り場では行列。
さすが終期近く。Eテレでも宣伝してるしね。

明治期の西洋からの情報が入ってきた時代。
日本画が発展していった時期に描かれた作品で、特に動物画(ライオンやゾウ、鹿、猿、鳥、そして猫)がイキイキとそしてリアルに描かれていました。動物画はやはり得意としているだけに良かったなぁ。


その動物画を見ていて、気になったことのひとつに輪郭線。
今回の一番の売り絵?の班猫(まだらの猫)は、フワフワとした猫の毛並みがとても柔らかそうに描かれています。一転、金屏風に描かれたゾウの絵は速い筆で輪郭が力強く描かれていて、硬く表皮をあらわしているようでした。ライオンの絵は、タテガミはフワフワで身体は力強い。


あともうひとつは所謂いまの漫画との共通性。
やはり漫画は、日本画から特徴が綿々と連なっているんだなぁということ。西洋画と漫画にも特徴あるのかもしれないですけど、やはり日本の漫画は日本画からの伝統があるような気がしました。


ちなみにさきほど取り上げた「班猫」より「小春」と描かれた猫のほうが可愛いね、ということで嫁さんと一致。尻尾のへんがタマに非常に似ていて、その観察力と表現力が素晴らしい。


その後、常設展もまわったのですが、近代(昭和初期から現代まで)の絵が中心(そりゃ国立近代美術館だからね)ですが、さまざまなジャンルの絵があって面白かったな。写真撮影が基本的にはOKなんですね(駄目なのは書いてある)。やはり岡本太郎氏の絵は迫力があって、息を呑みました。


ほかにも気になったのをいくつか撮影。ところで絵や彫刻ってなんのために創られる、のでしょうね。道具やアクセサリーと違って使われるためじゃないし、作家さんにとっては自己表現とかいろいろあるんでしょうけど、最終的に美術館に掛けられるためじゃない気がするのですけど、とりあえず自分でもよくわかりません。


最近美術館巡りが習慣化してきましたが、まだ行きたいのがいくつか。
この秋はまだまだ美術館巡りが続きそうです。
Posted by watari - 2013.10.12,Sat
連休の初日、青梅にある美術館に行ってきました。
戦後間もない1950年から1957年に連載されていた吉川英治氏の「新・平家物語」の挿絵が今回、特別展ということで展示されています。
画家は杉本健吉さん。
祖母の従兄にあたる方で、十数年前に私の初任給で愛知にある杉本美術館に祖母と一緒に行ったことがあるのですが、残念ながら私はお会いすることができなかった。原画を拝見するのはその時以来になります。
なぜ青梅市立美術館で展示されているかと言えば、吉川英治氏が青梅に住んでいたから、とのこと。
新・平家物語は連載小説のため、小説があがってきて、そのレイアウトが決まって初めて挿絵に掛かるということで、かなり難しいことが多かったようです。でも墨絵で描かれた絵はイキオイがあって鋭い。また独特のユーモアや可笑しさがあったりして不思議な感じです。なんだかホッとするような絵なんですよね。
特に印象に残ったのは一番最初に書かれていた闘鶏の絵。
あれ絵ハガキでいいから欲しいなぁ。
連載小説の挿絵は納期迫って書いていた為、満足できない仕上がりもあったようで、ライフワークとして色絵としても新・平家物語の絵も描いていたとのことで、その絵ハガキは購入してきました。
こちらもやはり不思議な可笑しみがある絵だなぁ。
嫁さんは杉本美術館に行ったことがないし、私もだいぶ昔になってしまったため、近いうちに再訪したいなぁ、と思っています。
Posted by watari - 2013.10.06,Sun
『深海のパイロット 六五〇〇mの海底に何を見たか』読了。【☆☆☆☆】
Posted by watari - 2013.10.05,Sat
日本橋三越新館でやっていた「第六十回 日本伝統工芸展」に行ってきました。
作品は「陶芸・染織・漆芸・金工・木細工・人形・諸工芸(七宝・硝子・瑠璃)」を中心に600を超える作品が展示されていましたが、若手から人間国宝までの超絶的な腕を持つ方々の作品が生で見れる貴重な体験でした。

特に入選作は素晴らしい出来。ため息が出ます。
圧倒的な存在感に心震える感覚で、夢中になって見回っていました。やはり本物は違います。
ちなみに私の小学校時代の将来の夢は「伝統工芸士」。
いまじゃちょっと違った職業に付いてしまいましたが、私にとっては夢のような憧れの方々。近くで作品が見れて良かった。
ちなみにこの作品のなかで持って帰えれるとしたら何?
という嫁さんの質問に答えるとするならば、コレ。

いままで陶芸とか漆芸、木細工には興味はあっても、硝子は興味なかったのにコレを見たら、なんだか衝撃的で固まってしまって、震えがきました。
花のようで、素粒子のようで、火炎のようで、宇宙のようで。
素晴らしい作品でした。
Posted by watari - 2013.09.29,Sun
週末は長野行ってました。
無事帰宅。

 あちらは昼間は川崎と変わらないんだけど、朝晩はやっぱり寒い。
布団をしっかり掛けないと寒かった。

タマは寒くて布団に入ってくるんだけど、でも、ちょっと暑くなると出て寒くなると入ってくるのを繰り返してました。こちらもそのうち寒くなってくるんでしょう。
Posted by watari - 2013.09.28,Sat
『メルカトルかく語りき』読了。【☆☆☆☆☆】
プロフィール
HN:
watari
性別:
男性
趣味:
本読み・魚釣り・ハンドメイド
自己紹介:
東京出身川崎在住。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へにほんブログ村 釣りブログ 釣具ハンドメイドへ


最新CM
[10/06 watari]
[10/06 farwater]
[09/24 watari]
[09/23 かっしー]
[09/15 watari]
ブログ内検索

ジオターゲティング
カウンター
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]