ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2013.07.28,Sun
場所は相模原市立博物館の地下1階。去年は高井氏と矢野氏の2人でしたがその講演も聞いているので、非常に楽しみにしていました。
皆さん、さすがプロで話が面白く、引き込まれました。
特にパネルセッションでの高井さんと山岸さんの論争(といっても笑いを交えての)は楽しかった。橋本さんもエンジニアとして私は非常に共感が持てる。矢野さん、これからも黒幕として頑張って欲しい。
いまこの瞬間から「アストロバイオロジー」が進化しかけているのではないか?と感じるような楽しい瞬間でした。
いまこの瞬間から「アストロバイオロジー」が進化しかけているのではないか?と感じるような楽しい瞬間でした。
いろいろメモったので自分用に残しておきます。
最近ホントに記憶を外部機関に残すことって、大事だと思うことが多くなりました。
最近ホントに記憶を外部機関に残すことって、大事だと思うことが多くなりました。
Posted by watari - 2013.07.28,Sun
朝早く出発するも、今年も東名高速は大渋滞。どうやら事故のようで完全ストップ。慌てて途中で降りて、下道で。去年も痛い目にあったのに同じことを繰り返してしまった。次回からはどーいうことがあっても下道で行くことにします。
到着は9時40分。予想よりも30分程度の遅刻。
まずは相模原市立博物館へ直行。
既に行列が出来ていて、その最後に並んだところ、これが驚きの最終組でゲット。皆さんさすがのイキオイ。ギリギリでした。
というわけで微粒子は、本日最後に見ることに決定。
その後、学食で私はカツカレー(450円)、嫁さんはカレー(350円)を食べる。最近の学食は美味しいのね。腹ごしらえも済んだので、JAXA内を見学。
イオンエンジンについて熱く語っておられまして、いくつか質問をしたところひとつの質問に対し、10個の回答をいただけました。伝統です。
悩んだ末に私は活動党のイナに投票。
ちなみに嫁さんとは相談しませんでしたが、同じイナちゃん。
ちなみに嫁さんとは相談しませんでしたが、同じイナちゃん。
結果はこちら。第一位は縦穴でした。
なぜ縦穴?あまり魅力を感じなかったんだけど。
なぜ縦穴?あまり魅力を感じなかったんだけど。
DVDが発売されていましたねぇ。冬眠したり見つけたりとまだまだ元気。
他にもいろいろと気になったところはありますが、とりあえず全て見てまわりました。陽射しは去年・一昨年ほどではなかったのが幸い。なんとか倒れずに見てまわることができました。
時間は16時半頃。
17時で博物館が終了ということで、終館間際です。
17時で博物館が終了ということで、終館間際です。
それがお見事、またしても天の邪鬼。
「これが本番、2号機じゃない」確かにそのとおり。
きっと、はやぶさ2という名前、反対だったんだろうなぁ。
光学顕微鏡で、はやぶさのお土産を見ました。綺麗でした。イトカワから実際に持ってきたモノ。実物をこの目で見てきました。透明で光っていて、とても綺麗でした。
時間にして30秒ほど?目に焼き付けてきました。このために、はやぶさは飛んだんですね。
その後、実際のキュレーターの方にお話しをうかがったところ非常にこれが面白い。たとえばカンラン石は地球でも一般的なモノだけど、はやぶさが持ってきた微粒子の組成はマグネシウムと鉄の割合が地球由来のものと異なることがわかっているとのこと。なるほどなぁ。
閉館の案内があったのにも関わらず、みなさんお話を熱心に聞いていました。私も電子顕微鏡を実際に触れたことがあるんで、細かなことを話を聞いたんですけど、とても詳しく答えていただきました。
閉館の案内があったのにも関わらず、みなさんお話を熱心に聞いていました。私も電子顕微鏡を実際に触れたことがあるんで、細かなことを話を聞いたんですけど、とても詳しく答えていただきました。
はやぶさのお土産は世界各地に既に配られているようで、来年、再来年くらいには各地から研究結果が報告されるのではないか?とのこと。
ちなみに今回の展示はJAXA所有の微粒子とのこと。
これを展示することで、税金で運営しているJAXAの成果を、納税者の皆さまに還元させていただく、とのこと。
納税者として、しっかり還元させていただきましたよ。
納税者として、しっかり還元させていただきましたよ。
さて、今回で3回目ですが、飽きることなく展示が面白い。
来年もきっと行くでしょう。楽しみにしています。
Posted by watari - 2013.07.27,Sat
Posted by watari - 2013.07.13,Sat
『ぼくが愛した(MEME【ミーム】)たち。-いま必要なのは、人にエネルギーを与える物語(ミーム)-』読了。【☆☆☆】
Posted by watari - 2013.07.07,Sun
先日、祖母のところに遊びに行ったら「日曜美術館でやってた『貴婦人と一角獣』。一度見たかったわ」とのこと。
祖母は御年96歳。足を悪くして、外出がままらないということもあり、嫁さんにその話をしたところ、「私も興味があった」ということで見てこよう、と行ってきました。
祖母は御年96歳。足を悪くして、外出がままらないということもあり、嫁さんにその話をしたところ、「私も興味があった」ということで見てこよう、と行ってきました。
美術館はなぜか4週間連続(丸の内→上野→両国→乃木坂)。
一度行くと観たいのが重なるのかな?
乃木坂駅降りてすぐの国立新美術館は初めて。
こーいうところがあるんですねぇ。非常に立派。
入ってすぐに6種の貴婦人と一角獣のタペスリーが飾ってある大きなスペースに出る。まったく織物とは思えないほど精緻で鮮やか。バックの赤色が綺麗。腕利きの職人が時間を掛けて丁寧に作ったものなんだと思う。
作品自体は15世紀末にフランスで作られた6連作もの。
大きさは正確にはわからないけれど、3メートル×3メートルくらいはありそう。
全体のテーマは謎。
それぞれ6枚が題名を持っていて「触角」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」「我が唯一の望み」。独特の千花模様(ミル・フルール)が一面に織られていて、その真ん中には貴婦人や一角獣、他にも猿、犬、ウサギ、羊、山羊などいろいろな動物たちがいます。
気に入ったのは千花模様。ひとつひとつが違っていて綺麗なんです。よく織ったものです。また全体の色の赤が非常にイイ。こんなのが家の壁に飾ってあったら、引きこもりますね、絶対。
圧倒的な存在感がありました。
10mくらい離れてみたり、傍に寄って観てみたり。
10mくらい離れてみたり、傍に寄って観てみたり。
この作品も写真でみても、わからない。行ってよかった。
ウィキペディアにも情報ありますので気になる人は見てみてください。
Posted by watari - 2013.06.29,Sat
嫁さんと行こう行こうと言いつつ、なかなか行く時間が取れなかった美術展に行ってきました。このところ週末連続で美術展。
美術展巡りは嫁さんと共通の趣味で楽しいのだけど、歩き回るので帰ってくるとドッとくたびれる。今日も相当歩いた。くたびれた。
美術展巡りは嫁さんと共通の趣味で楽しいのだけど、歩き回るので帰ってくるとドッとくたびれる。今日も相当歩いた。くたびれた。
私も嫁は今回初めて。
噂は聞いていたんだけど、なかなか大きな建物。
嫁さんは「東京はお金持ちねー」と何度も繰り返す。
そりゃー、長野県よりはお金は持ってると思うよ。
今回の美術展は日本美術蒐集家のファインバーグ夫妻のコレクション。
「蒐集」の『蒐』って、「草冠に鬼」で迫力のある字だといつも思う。
今回の展示会は江戸絵画の奇跡を名乗るくらいなので、さすがの揃い踏み。見応え充分。行って良かった。
でも、一番見たかったのはやっぱり「若冲」。
今回展示されている若冲作品は4点。菊図3点と松図1点。
今回展示されている若冲作品は4点。菊図3点と松図1点。
4点とも、いわゆる若冲という感じではない墨絵だけど、でもやっぱり若冲。
目が吸い寄せられて固まります。
日本漫画のDNAはこの人から日本人に流れ着いているんじゃないか。そんな気がしています。
他にも気に入ったのは鈴木松年「月に雲図」。
初めて聞いた方なんですけど、この絵の前でも固まりました。
若冲よりも最近の方。明治から大正にかけて活躍されたとのこと。
日常生活でも見ていたいので、部屋のどこかに飾りたいところ。でも、いまは飾れる場所がないので、今度うまくやって飾れる場所を作らなきゃ。
それぞれ見ごたえがありました。というわけで図録も購入。これも日常生活で普通に見れるように飾りたいなぁ。
で、そのあと常設展のほうをささっと見ておこう、とまわってみたら。。。
我々は結局時間配分を間違えて昼食を取り損なってしまって、ガス欠でフラフラになりながら脱出しました。
くたびれ果てましたが、でも、充実した週末。
明日は休もう。
・・・とかいって、畑行かなきゃ行かなきゃいけないんだった。
くたびれ果てましたが、でも、充実した週末。
明日は休もう。
・・・とかいって、畑行かなきゃ行かなきゃいけないんだった。
Posted by watari - 2013.06.22,Sat
嫁さんからコレに行きたい、と言われたときは全くピンとこなかったのですが、絵本「スイミー」を描いた人と言われれば、私にもわかりました。
実家の裏が図書館だったので、私は自称図書館育ち。
絵本は大好きでしたが、そのなかでも「スイミー」は好きな絵本でした。
でも、子どもでしたから作家名なんて覚えちゃいませんです。
と、行ってみたところ、これが思っていたよりも良かったのです。
チャチャと観終えるかと思っていたのに、18時過ぎに入場して2時間近く観てたかも。
どの絵も子ども用の単純な絵なんだけど、シンプルながらも味わい深く、でも細かくみていくと不思議な絵柄になっていたりして、奥深いチカラを感じました。
レオ・レオニは、いろいろな画法で絵を描いているのですが、そのなかでも私が気に入ったのが、コラージュという紙や布を張り付けて絵を作る技法。
その画法で「ねずみ」の絵本を描いているのですが、その絵がとても良いのです。それに絵のチカラもあるのだけど、話の内容も30をトウに過ぎた大人の私が聞いていても、心が動くようなお話で非常に良かった。
その画法で「ねずみ」の絵本を描いているのですが、その絵がとても良いのです。それに絵のチカラもあるのだけど、話の内容も30をトウに過ぎた大人の私が聞いていても、心が動くようなお話で非常に良かった。
翻訳版は日本唯一にして無二の専業詩人である谷川俊太郎氏でありますが、英語が出来ない私でも読めるくらいのわかりやすい英語だったので、英語版にしてみました。
ミュージアムショップでは、基本的にはポストカードくらいしか買わないのに私にとっては珍しいこと。この本は絵も話も非常に気に入りました。
こちらは「はまべにはいしがいっぱい(英題:On my beach there are many pebbles)」の英語版。
鉛筆画で描かれていてコラージュとは全く異なる雰囲気ならも、こちらも深さを感じることのできる内容です。
ちなみに子どもの頃好きだった、と思っていた「スイミー」ですが、ミュージアムで読んでみたところ、かなり内容は忘れてしまっていました。
起承転結の起→結くらいしか覚えてなかった感じ。
でも、今回読んでみて、今回の展示でレオ・レオニのことを初めて知ってみると、このスイミーという本はかなり思想的というか政治も含めた奥深い話なんだなぁ、と感じました。
起承転結の起→結くらいしか覚えてなかった感じ。
でも、今回読んでみて、今回の展示でレオ・レオニのことを初めて知ってみると、このスイミーという本はかなり思想的というか政治も含めた奥深い話なんだなぁ、と感じました。
でも、もちろんそんなことは子どもにとっては関係はありません。フィクションの中に様々な意味を込めることができ、万人に受け入れらる作品性・芸術性が優れた作品だ、ということなんだと思います。
他にも処女作である「フレデリック」、それと色鉛筆で描かれた「さかなはさかな」も良かったなぁ。ちなみに「さかなはさかな」の魚は見た目はブラックバスみたいだった。アメリカで活躍してた作家さんだから、日本人がフナを描くようなものだったのかもね。
渋谷Bunkamuraミュージアムで今日が初日。
8月4日までやってるいるとのこと。
絵や絵本に興味あれば、観に行って損はないかと思います。
プロフィール
HN:
watari
性別:
男性
趣味:
本読み・魚釣り・ハンドメイド
自己紹介:
東京出身川崎在住。
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